RICHTER 「REFLECTA」

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フィルムカメラの名称っていっぱいありますよねw
たとえば「クラシックカメラ」とか「ヴィンテージカメラ」とか「アンティークカメラ」とか。。。
。。。どの時代頃からそう呼ぶのかの基準が難しいですねww

挙句の果てに「中古カメラ」って名称までありますね。
確かにフィルム全盛の頃は「中古」でしたが。。。
中古デジカメも出てきたことですし、そろそろ「中古カメラ」から格上げしてもいいんじゃないかなっw


今回、ご紹介します「リヒター レフレクタ」。
デザイン、ロゴのフォント、機構等、観れば見るほど「アンティーク」って感じがしますね^^
と。。。撮れるのか!?って思っちゃいますw

この二眼レフカメラは1933年から1949年まで製造販売されていて、
ネームプレートから、こちらは戦前モデルのようです。
メーカーの初カメラなのかな。。。たぶん、そんな感じがします。

作っていたのはドイツのTharandt(カタカナ表記できませんww)にあった「Kamera-Werk C.Richter」というメーカー。
この会社、1950年頃に、あのWelta社に吸収されてしまったようです。

さて!撮れるか撮れないか不安いっぱい!ww
奈良での撮影になります☆

まずは、いつもの如く120フィルムの装填を。。。

底面から出てるフックを外して、ばこっと裏蓋を外してあげます。
んー。光漏れが、とーっても不安www

でー、巻き上げノブを引き上げて、中に収納されているフィルム格納部を出してあげます。
イメージ的には、あの昔のBOXカメラにあるような収納部です。

下のフックに120フィルムを差し込んであげて、
万が一に備えて、押入れの(仮)暗室で、指でそっとフィルムを押さえてあげながら、
ゆっくりと上部にあるスプールへと持っていって、こうやって先っちょを。。。差し込むっ!

この間、ほんとドキドキですよっ><;ww

そのままフィルムの巻きが緩まない様に、そっと収納部を本体へ戻して完了!

後ろの赤窓は、こんな感じになってます。

題名:「赤窓からこんにちは」
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ややこしー><www

えっとですね、、、
上の赤窓の表記は「1,3,5,7」
真ん中の赤窓の表記は「2,4,6,8」
下の赤窓の表記は「1,3,5,7」

上と下が一緒。。。と。。。とは、どういうことでしょ!?w

とりあえず資料やネットを調べて、、みて、、、、な。。。ないっwww

もうこうなったら、アテにならない私の「勘」しかありません!^^;ww

下の赤窓に、まず「1」を持ってきて撮影して、
その次のコマは、上の窓に「1」に持ってきて2枚目撮影。。。
で、「1」が消えたら「2」を中央の窓に持ってきて3枚目撮影。。。
って感じでいかがでしょうかっ!?ww
これで進めてみますっ><;w

題名:「鷺池」
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ここは以前も「コンタックスIIIa」で撮影してますね♪
はい!浮見堂がある池です^^
おー。なんとか撮れていますねっw
柔らかい感じがします。

このカメラが製造されてた戦前はモノクロフィルムが主流だったので、そっちを使えば良かったかな。。。
一応、各カメラの写りを比較できるようにフィルムは統一しているのですが。。。
あ!それを何処かに書いておかないといけないですね^^;w
ほんとド素人でスミマセン。。。。><;

さて。。。暗がりではどうでしょう。。。

題名:「木陰」
20120205003.jpg

撮れてる撮れてるw
あー。右側に光がぁぁぁぁぁぁ;;
実は、フィルム装填時かフィルム抜き出しの時に、ちょっと緩んじゃった感があったんですよね。。。
はー。。。120フィルム、慣れないなぁw




とってもシンプルな作り。アンティークな雰囲気。。。
全ての機能が鏡胴に集結しています。蛇腹カメラと同じ感じですね。。。
距離合わせは下に付いたレバー。
本体側に付いている、距離板の範囲で動作します。
シャッタの充填、シャッターのレリーズ、絞りの操作、全部ここにありますね。。。

ファインダーは、とても見難いです^^;
ピントがあってそうで、あってなさそうで。。。とても不安ですよw

で無限大で撮影したのですが。。。。。

題名:「ぴんぼけ、わんつーw」
20120205004.jpg

20120205005.jpg


あわわ><;なぜに!?
これはですね、距離のレバーなんですが、
表示板の無限大値よりも少しだけですが、無限大以上にレバーがいってしまうんですよ^^;w
それを知らなくて、距離板を見ずに撮影してたのが、こんな結果にw
約7割が、この調子でした^^;

さて12枚もあっという間。。。え!?

12枚、ちゃんと撮れてるーーー!!!!!
だけど、カウントの仕組みがわかんないっ><;ww
ま。あまり突き詰めず置いておきますw

最後の1枚、気合を入れてっw

題名:「若紅葉」
20120205006.jpg

今回の「リヒター レフレクタ」如何だったでしょうか?^^

もうこの時代のカメラになると撮れてる撮れてないとかではなくて、
戦争や天災、故障、廃棄等を乗り越えて、この時代に存在してる事自体、凄いなって関心しちゃいます。
たくさんの人に大切にされてきたのでしょうね。。。

いつもいろいろなクラカメを見ながら、こう思っています。

今までの所有してきた人々のお陰で、ご縁あって今ここに存在してるんだなって。
これからもたくさんの人々に愛玩され、後世に残っていって欲しいものです^^


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No.67

RICHTER
REFLECTA
(1933-1949)

LENS:MAYER GORLITZ TRIOPLAN 1:3.5 f=7.3cm
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