ZEISS IKON 「NETTAR 515/2」
04 08, 2020Posted inツァイス・イコン

前回、ご紹介しました「スーパーイコンタ」
当時のツァイス・イコン社の蛇腹カメラ内でも、高級機種にあたるのですが、
お手頃価格で購入できる廉価版の蛇腹カメラもありました^^
今回、ご紹介します「ネッター 515/2」も、その内の1機種です♪
レンジファインダー機能はなく、構図を取れる枠があるのみ。
シャッター速度も「T,B,125,100,50,25」の6速。
二重撮影防止機構もなく、金属素材も薄めになっております。
「スーパーイコンタ」と違って、とーっても軽いですよw
徹底したコストダウンが図られていますね^^
あと、この「ネッター」は「4.5x6」「6x6」「6x9」サイズがあったようです。
こちらはレンズから後期タイプになります。
今回の撮影は「奈良県庁の屋上」からのスタートです^^♪
このカメラを使用するに当たって、とても心配していた事があります。
金属が薄く、巻き上げノブも簡単な作りなので、
そのちょっとした隙間から光漏れが起こる可能性があることでした><;
状態がしっかりしているので、まず大丈夫だと思いましたが。。。やっぱり不安ですww
題名:「県庁の屋上~ネッターver.~」

ほっw
光漏れは大丈夫でしたね^^
6×9サイズなので、なんか気持ち、画が大きく感じますねー♪
操作は、いたって簡単!^^
グリグリと巻き上げノブを回して、赤窓で数値を確認します。
で、「目測」でレンズを回して距離値を合わせ、
絞り&シャッター速度を設定して、胴体にあるシャッターボタンを押すだけです。
前方に「ぐーっ」っと蛇腹が伸びているので、横位置でのホールドが難しいですね^^;
脇を「ぐっ!」と締めて、ファインダーを覗きます。
で、ぶれない様に気をつけながら、シャッターボタンを押します^^
「ちゃっ!」
っという軽い音を残して、シャッターが切れます♪
撮れいるのか心配になるぐらい、小さな音ですよw
県庁周辺をブラブラしていると、近くの池で「鷺ちゃん」が獲物を狙っているではないですか!
こ。。。これはシャッターチャンス☆
逃さないように、必死でダイヤルをセッティングww
こんな時は「勘」が重要ですね。
私の「勘」は、かなりズレていると思いますが、トライ!w
題名:「獲物が逃げちゃうから静かにしてね♪by 鷺」

なんとか、合ってました><
んー。。。ちょっとオーバー気味かもしれないですw
こんな近くで「鷺ちゃん」を見たのは、初めてでしたw
しかも市街地でw
さてさてー!ここから戒壇堂に向けて歩いてみましょう^^
題名:「戒壇堂への道」

この辺りも、京都のように人力車が走っています^^
10年ぐらい前からでしょうか。。。
出始めに一度、一人で乗った事があるのですが、とーっても恥ずかしかったですw
戒壇堂とは、僧侶としての規律の履行を誓う儀式で使用するそうで、
とても神聖な場所だそうです。
今は、有料で公開しています。
ちょっとだけ中を覗かして貰いましょう^^
題名:「整然」

6x9なので1本がすぐ終わってしますw
この戒壇堂を東大寺方面に向かう途中で、いつも狙う構図があります。
これが、なかなか思ったように撮れないのです;;
今回の記念に、最後撮ってみましょうー☆
題名:「続く石畳」

んー。。。もうひとつww
きちんと撮れるか、とても心配な機種でしたが、
経年変化にヘコタレず、がんばってくれました^^☆
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No.57
ZEISS IKON
NETTAR 515/2
(1933-1951)
LENS:NOVAR-ANASTIGMAT 1:6.3 F=10.5cm
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