MIRANDA CAMERA 「MIRANDA D 初期型」
03 11, 2020Posted inミランダ

工業製品は、その変遷を辿っていくのも醍醐味ですね^^
当初の製品は、赤字覚悟で製造されているものが多く、
手間隙をかけ、よい材料を使い、隅々まで丁寧に作られています。
その後、コストダウン、効率化などなどから、序々に品質は落ちて行く感じがします。
ファーストモデルは完成まで至っていないものの、良いものが多いと言われる所以です。
ミランダカメラ社のカメラの変遷も面白いですよ☆
「T」~「C」頃までは、やや光沢のあるダイキャストが多くて、
「D」頃からちょっとマットのかかったダイキャストになっていく感じがします。
AICロゴが付く頃になると、金属っぽくない仕上がりになり、
デザインも12角形から流線型のフォルムに。
あ。いろいろと記載しましたが、
良し悪しなく、私は全てのミランダが好きですw
こちらの「D」は、丁度、そのフォルム変更の分岐モデル♪
「D初期」の12角の製造はわずかな期間で、
その後の「D後期」は、主流となる流線型へと変わっていきます。
そんな「D初期」で撮影をしてみました^^☆
題名:「水車」

ちょっと高速気味に回っている水車でしたが、
なかなかくっきりと写ってました^^☆
この「D」もそうなのですが、12角ボディーのミランダには、
一つの特徴があるような気がします。
それは、、、
「クイックリターンミラー音の上品さ!」
他のカメラより数段、動作音が静かだと思います。
ミラー動作によるショックも少ないそうで、撮影していて、とても心地が良いです^^
「D後期」からの流線型ボディーになると、普通レベルの動作音になるような気がします。
25年ぶりのハイキングコースを、てくてく歩いてました。
夏っぽく、ひまわりが、そこらじゅうで咲き乱れています。
その中でも、1束のひまわりに惹かれました☆
「あ!ゴッホのひまわりだぁ!」
花びらの開き具合や花の向き。。。
花瓶に入れるたところを想像をしてみたら、そんな感じがww
題名:「生ゴッホのひまわり」

このレンズもいいですね~^^♪
とても綺麗に撮れている感じがします☆
とても好きです^^☆
「D初期」の付属レンズで、「S」にも付いていました。
絞りは、完全マニュアルです><ww
やっぱり、自分のお気に入りカメラを持って出掛けると、気分が高揚しますねww
自然に歩みもステップ交じりになりますw
コース半ばになってくると、雲がかかり始めました><
陽が照ったり、陰ったり。。。
照っている瞬間を見つけては、撮影していてみました。
撮影記録には、よく「カーブミラー」と「たぬきの置物」が出てきますww
今回も、タイミング的にベストな「カーブミラー」を発見!ww
1枚ぱしゃり><☆
題名:「曇りのち晴れ」

片側のミラーは曇っていて、もう一方は晴れ間が写ってます。
なにかミラーの中は別世界のような気分になりますww
コースの道端にはいろいろな花が咲き乱れていて、
とても気持ちいいです^^
「このレンズ、何処まで近寄れるかな?」
と1枚、最大まで近寄って撮ってみました^^
題名:「黄」

これぐらいまで近寄れますww
とても綺麗に撮れていました^^
これも暑中見舞いで使ってみようかなww
「どんだけの種類、出すねん!」っと一人突っ込みw
コースもようやく半分ぐらい。
日差しは暑いものの、風があって心地がいい^^
「D」の残数もあとわずか。
道程にある休憩できる公民館に近づいてきました。
小路の曲がり角にお地蔵さんが。
ちょっと遠くから1枚^^
題名:「夏の小路」

木陰で、すこし暗がりでしたが、
よく雰囲気を出してくれてました^^
さー!まだコース半分!ww
撮影しながらの為か、気がつくと、もう夕方前!!!
ありゃー。またまたペース配分が><w
また別のカメラをぶら下げて、
てくてくと道程を急ぐ、私でしたww
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No.31
MIRANDA CAMERA
MIRANDA D 初期型
(1963)
LENS:SOLIGOR MIRANDA 1:2.8 f=5cm (T番)
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