SANEI MANUFACTURING Co. 「SAMOCAFLEX 35」
03 09, 2020Posted inサモカ

この「サモカフレックス35」を初めて見た時の衝撃は
忘れられないでしょうw
「サモカ35 I」「サモカ35 II」などなど。
サモカシリーズに興味を持ち始めていた時期がありました。
お世辞にも高級とは言えない材質で、いたってシンプルな作り。
でも、その中に散りばめられた、独創的な構造、デザインなどに、
とても魅力的な個性を感じていました^^☆
創業者の坂田秀雄氏は超小型カメラ「ステキー」を
設計したことで知られている、アイデアマンだったそうですよ☆
サモカの歴史を、いろいろと調べていると、、、、、
「このカメラは、いったい!?」
今までのイメージの「ちっちゃくてこじんまり」としたシリーズとは
一線を隔した「サモカフレックス35」が眼に飛び込んできました。
どっしりとした西洋の城郭を思わせるようなボディーに、二つの眼。
読むと35ミリフィルムを使用する二眼レフカメラとの記事。。。
「手に入れてみたい!」
と思い、探してみるものの、なかなか見つからない><;ww
「あった!」
と思うと、値段がぁ。。。。。あああぁぁぁ。。。;;w
そんな思い出がある「サモカフレックス35」で撮影してみました♪
題名:「初夏の石段」

手に取って驚いたのですが、意外と軽いのです。
その後に出てくるダイキャスト一眼レフより軽い感じがします^^;
ウエストレベルファインダーとビューファインダーが付いており、
ピントはウエストレベルファインダーで合わせます。
「ウエストレベルファインダー」と記載しましたが、
ウエストレベルでは、ファインダー枠が小さくて
ピントが合わせが、めちゃ辛い><ww
思わず眼を細めちゃいますww
使用時は「ルーペ」を起こして使うのがおすすめです^^w
以前からそうなのですが、ウエストレベルファインダーになかなか慣れません^^;
すべてが逆に動くので、右に傾いたり、左に傾いたり。。。
だんだんと平衡感覚がなくなってきちゃいます><;w
なんとか構図を捉えて、1枚♪
題名:「陽に向かって」

「サモカフレックス35」の記載や噂で、あまり写りはよくないと聞いていましたが、
思っていた以上に綺麗に写っていました^^♪
撮影する度に感じるのですが、サモカに付いているエズマーレンズは、
何故か黒が強調されるレンズだなと思います。
陽の影やススなどが、ぐっと表に出てくる感じがします。
以前より、よく撮影する石段までやってきました。
ウエストレベルファインダーを駆使して、下の方から撮ってみました。
やっぱり平衡を保つのは、とても難しいぃー><w
3枚撮ったうち2枚は若干斜めになってましたぁ^^;ww
題名:「石段」

いろいろなカメラで撮影しましたが、同じ場所でも写りが違いますね♪
撮影後、ぐりぐりぐりと巻き上げノブを巻きます。
速度ダイヤル下の爪が、すーっと横に動いて、
シャッター充填の爪を押し込み、充填完了。
押し込み終わると、速度ダイヤル下の爪は、
そそそそと、元の位置に戻っていきますww
構図を決めて、右に左に体を傾かせw、
シャッターボタンを押し込むと、
これまた、ボタンから連結された爪が、
シャッター横のボタンを押し込み、シャッターが下ります。
連動動作が表にむき出しになっている感じですね^^w
蛇腹カメラでよくみかけるのですが、その名残なんでしょうか。。。
最近のカメラにはない、
「今、こうやって動いてるんだぞ~」
って感じが、とてもスキです^^♪
ここの檜皮葺きの屋根は、とても美しいのです♪
階段の途中から全体が見渡せて、思わず佇んでしまいます☆
題名:「檜皮葺」

シャープ過ぎず、柔らかすぎず、檜皮の雰囲気がよく出ていました♪
参拝者が多く訪れる場所で、
かしゃかしゃと撮るのは不謹慎な感じがして、
周りを見計らっては、時間をかけて撮ってみました^^
奥に向かうと、うっそうと木々が生い茂っていて、
木漏れ日がとても綺麗です☆
暗がりのお堂の隣に、アジサイが咲いてました。
丁度、木漏れ陽が当たり、周りの暗さから、まるで浮かび上がっているよう。。。
うまく撮れるか不安に思いながらも1枚♪
題名:「木漏れ陽」」

出来あがりを見て、びっくり!
とても良く雰囲気が出ていました♪
ありゃ!?
うしろに「で。。電線」がぁ。。。。。><;w
まぁ。これはこれで。。。www
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No.29
SANEI MANUFACTURING Co.
SAMOCAFLEX 35
(1955)
LENS:D.EZMAR 1:2.8 50mm
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