FUJI FILM 「FUJICAREX II」
03 07, 2020Posted inフジフィルム

「柳生街道」撮影ハイキングw
前回の「ロイヤル35M」と「チノンCXII」
ラストを飾る1台は「FUJICAREX II」。
このカメラのフォルムは独特ですね><☆
特にペンタ部が曲線形状になっています。
ドームのような出で立ちですww
採光部は、ミランダのオートメックスのような格子状。
この個性的なフォルムと珍しさに惹かれて手に入れました♪
ちょっと変わった機能があるんです。
それは、、、
背面に2つダイヤルが付いていて、
それぞれ、距離ダイヤルと絞りダイヤルに連動しているんですよ><w
鏡胴を回さなくても、背面で全操作ができるようになっている☆
またこれが、結構使いやすいんですよ♪
ダイヤルを右親指で、グリグリっと回すと、
連動して鏡胴のダイヤルがくるくる回る。
ホールドしたまま、操作ができる仕組みなんだろうなぁ~^^
気持ち無駄な動きがなくなる感じがします。
ハイキングコースも、やっと半分。
撮影に気をとられ過ぎて、なかなか前に進めないですw
あと、このコースは道に迷いやすい感じが><
これで時間がかかるのです^^;
専用の地図はあるのですが、これが、めっちゃくちゃ見にくく、
また分岐点でも標識が出ていない所が多い;;
二股道で迷っていると、後から若いご夫婦がやってきました。
「これ、どっちでしょうね!?」
3人で地図を睨みながら、うーん。うーん。と迷って、
私が左、ご夫婦は右へといってみる事にしましたww
進んでいくと、最初は土が固められた
車が1台通れるぐらいの綺麗な道なのですが、
どんどん。どんどん。どんどん。と狭くなり、
ずんずん。ずんずん。ずんずん。と地面が草ボウボウになり、
とうとう田んぼの細いあぜ道に繋がっちゃった><;
下はぬかるんでいて、靴は泥だらけ;;w
泥だらけならまだしも、水分まで浸み込んできたようだ><w
「こりゃ違うな~。」
と引き返す事にしましたw
ご夫婦と別れた二股道に戻り、ご夫婦を追いかける事に。
しばらく歩いていると、段々畑が広がるところに出てきました。
ずっと遠くを見ると、ご夫婦が歩いている。
こっちを振り返っています。
「あー。こっち来てるよ!良かったねー。」
と話し声が聞こえましたw
ご主人が手を振ってきたので、ちょっと照れて対応ww
。。。帰宅後「よく迷ったよ」と、その話をすると、急に嫁が
「そこやん!私が高校の夜間ハイキングで迷ったとこ!」
嫁の高校では、恒例行事で夜間ハイキングがあったそうです。
珍しい行事なので、地元テレビ局が同行取材をしていました。
最初は隊列を組んでいたそうなんですが、
それぞれのペースで、早いものあり、遅れるものあり、
とそれぞれゴールを目指して歩いていた。。。
しばらく歩いていると、周りに誰も居ない!?
しかも、歩く道はあぜ道になっていって、どう行っていいかわからない。
右往左往www
「これは、やばい!!!」
夜中の山道。とても心細かったのでしょう。
3人とも泣きに泣きながら、来たあぜ道を戻っていったそうです。
すると、目の前に人影が!!!!!
丁度、最終グループの先生達に出会ったそうですww
泣きながら駆けて行くと、、、、、
タイミング悪く、同行している地元テレビ局の取材班もそこに。。。w
後日、地元テレビ局で、、、
「道に迷った三人組」
とテロップ付きで放送されてしまったそうですよwww
「道に迷った三人組」って、、、、あはは><w
でも、あそこは、ほんと迷いますよw
「柳生ハイキング」に行かれる方は、くれぐれもご注意くださいぃ><;
太陽も斜めになり、風が涼しく感じる。
周りの景色も、ちょっと秋らしくなってきたぁ。
題名:「わら干し」

題名:「とんぼさん」

題名:「色付く前」

少し歩くと、ヨットが!!!!!
こんな山の中にww
なにか異様だけど、朽ち果てた感じとかが回りに同化している。
題名:「山中ヨット」

歩きに歩いて、このハイキングコースもようやく終点間近。
フィルム数も丁度終わりそう♪
今回は、いいペース配分でしたぁw
終点、忍辱山に着いたー!!!!!
忍辱山と書いて「ニンニクセン」
う~ん。。。おいしそうw
そこにある、お寺の庭園に入っていくと、先程お会いしたご夫婦が休憩していた。
私:「あー。良く迷いましたよw」
二人ともニコニコ笑っておられましたw
ご夫婦は、ここから奈良まで歩いて行かれるそう。。。
そう、この道は、奈良まで行けるハイキングコースになっています。
ご主人:「奈良まで行かれるのですか?」
と聞かれて、自分の体力を分析してみる。
足はガクガク。
カメラを持ちながら歩いたせいか、
腕もブラブラw
私:「んー。遠慮しておきますwちょっと限界なのでバスで帰りますw」
それでは!とご夫婦は行かれました。
このお寺、なかなか風情がありそうだったので、
参拝料を納めて境内に入れてもらいました。
境内まで来られる人はいないのか人影は、ほとんどないです^^
縁側に座ってゆっくりする。
木々のさわさわって音しか聞こえない。
とても静かだなぁー。
お堂を通る風も心地よい。
「今度は、奈良まで。。。リベンジだ!」
とココロに決めて、柳生街道を後にしました。
題名:「静寂」

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No.26
FUJIFILM
FUJICAREX II
(1963)
LENS:FUJINON-S 1:1.9 f=5cm
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