MIRANDA CAMERA 「MIRANDA AUTOMEX II」
03 02, 2020Posted inミランダ

「ミランダ オートメックスII」は1963年に販売されたカメラです。
まだCdSになる前の外光式セレンメーターが使用されています。
この「オートメックス」シリーズのカメラは、
真正面の採光部が、丁度格子状になっていて、
カメラの中でも、ちょっと和風な感じw
「オートメックスIII」では、白塗りに金格子だったので、
日本家屋の和紙が貼られた「障子」の趣きがありますね^^
この「オートメックスII」は、黒格子になっているので、
日本家屋の出窓のような感じといったところでしょうかw
この「和風カメラ」を持って、夏の春日大社へ向かってみました☆
題名:「灯篭」

本殿までの長い参道は、林のようになっていて、とても涼しく気持ちがいいです♪
いつもは、灯篭の間間で、鹿が首を出して覗いているのですが、
今日は不思議と鹿が1匹もいない。。。
その光景で1枚撮りたかったのですが、残念><。。。
1キロ近く参道を歩くと、本殿が見えてきます。
朱の色がギラギラー☆
題名:「門と灯篭」

ファインダーを覗くと、被写体の光量に合わせて「すーっ」と緩やかに針が動きます。
この頃のミランダは、触れる針の幅が広くって合わせやすい♪
レンズに付いている露出ダイヤルが、本体の露出レバーと
直結していて、そのレバーを左指で動かしてあげると、
ファインダー内の針を捕らえるリングも同時に動きます☆
このスムーズな動作が、心地よい感じ♪ww
「ぱからんっ!」
ミランダ特有のシャッター音><w
本殿近くになると、灯篭の数も増えてきます。
新旧、いろいろな形の灯篭が静寂の中に佇んでいますね~。
この日は、夏の暑さのせいか、観光客も少ない。。。
鹿もバテバテのご様子><ww
木陰で横たわって、うつろな眼をしているww
思わず「鹿せんべい」を買いそうになるw
だめだ。だめだ。
せんべいで釣って「やらせ」はいけません><w
題名:「日差し」

灯篭が金属のようにギラギラしている。
これは、私のオーバー病の為ではないと思いますよw
たぶんww
「ミランダ」の付属レンズは、とても好きです♪
「シャープ」とか「柔らかい」とかの表現じゃなくて、なんというか。。。
日差しの暑さや、水のせせらぎの音。
風の音、セミの鳴き声。
その場の雰囲気がぐっと出てくるような感じが、私にはします☆
写実派ではなく、どちらかと言えば印象派のような。
そんな感じのレンズだと思います。
題名:「水路」

あまり人が通らない、本殿の回廊にあたるところの外側を、てくてく歩く。
朱に塗られた柱が、ずーっと奥まで続いている。
朱が新しい感じだけど、もう少し時間が経ってくると、
古色を帯びた、いい感じの雰囲気になるんだろうな。
新しい感じの時の1枚を撮っておこう☆
朱の回廊の中を風が過ぎて、
暑さを忘れさせるような、涼しいひと時を味わう。。。
さらさらと音がして、
遠くの方でセミが鳴いていて、しばし時を忘れる。。。
う~ん♪いとおかし(意:とても趣がある)ww
題名:「朱の回廊」

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No.22
MIRANDA CAMERA
AUTOMEX II
(1963)
LENS:MIRANDA 1:1.9 f=5cm
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