MIRANDA CAMERA 「MIRANDA AUTOMEX III CdS」
02 26, 2020Posted inミランダ

この「ミランダ オートメックス III」は、1965年販売のカメラです。
オートメックスシリーズの最終モデルで、
それまでのセレン光電池からCdSに変更されています。
ペンタ部の格子装飾が独特で、
たぶん、その部分にセレン光を採用していた
「オートメックスI&II」のデザインを継承している感じです。
天守閣の障子窓のような態で、なんとも和風♪
「ミランダD」以降に採用されている、
ボディーの端に行くほど急になるアールも気品があって、
「トプコン」のカクカクとしたシンプルな形状とは正反対ですが、
好きなデザイン♪
ウキウキしながら境内をウロウロ☆
題名:「石段」

境内の中にポツポツと民家が建っているのですが、
後で聞いた話によると、代々、この神社とゆかりのある方が
生活されているそうですよ^^
歴史を感じさせる家屋が多いです。
この辺りは「歴史的風土保存区域」になっていて、
街中にポツンと森になっています。
小川がさらさらと流れて、風も心地いい♪
御社で1枚。
題名:「御社」

ファインダーを覗くと、露出計の針が振れ幅が広く機敏に反応する。
シャッター速度と露出とが連動する指標の穴に入れてあげる感じです。
露出ダイヤルから出ている摘まみも、ちょーどいい位置にあります☆
とても重宝します♪w
しかし、さっきから縦位置で撮ると、針の触れが不安定になる。
あれ!?おかしいな?どうしたんだろう?><
よーく、自分の動作を確認すると、
シャッタースイッチを上側にして構えた時、
ダイヤルを動かす左手が、採光窓を塞いでいるのでした><w
あはは^^;
採光窓がボディーに付いているんだったww
シャッターボタンを下側にして構えると塞がない。
あがってきたネガには、縦位置で写した被写体が
右向いたり、左向いたりと忙しそうでしたww
ちょっとこじんまりとした境内をブラブラしていると、
向こうの方から、行列が歩いてきました^^
神主さんと巫女さんを先頭に結婚式に向かう御一行様☆
新郎さんがさしている蛇の目傘の朱がとても綺麗~♪
思わずカメラを構えてファインダーを覗くと、
新婦さんがこちらを見て微笑んでくださりました><☆
題名:「二人の門出」

みなさん、ニコニコとして幸せいっぱいぃ♪
末永くお幸せにー☆
境内には、ずーーーーっと伸びた参道があり、
周りは芝生で、見晴らしのいい広場になっています。
なんで広場にこんな長い参道があるのかな?
と聞いてみる。
そうなんです。ここは「流鏑馬」で有名な神社だったw
「あ~。ここでやってるんだ。」
と妙に納得して1枚w
題名:「だだっ!だだっ!だだっ!」

馬になった気分で、上下に揺らしながら撮ろうとしたが、
ブレブレになるので、きちんと1枚撮りましたw
フィルムも残り少なくなり、木陰でひと休み。
題名:「せせらぎ」

ミランダについている「ソリゴールレンズ」も独特な写りをしてくれます。
シャープなんだけど柔らかいというより、
被写体を強調せずにぐっと抑えたような奥ゆかしさを感じます。
新緑の緑々しさ。
苔の深々とした感じ。
樹木の荒々しさ。
苔に差し込む木漏れ陽。
小川の流れ。
さらさらと流れる小川のせせらぎが聞こえてきそう☆
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No.15
MIRANDA CAMERA
AUTOMEX III
(1965)
LENS:SOLIGOR MIRANDA 1:1.9 f=5cm
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